やられました・・・またもやマダニです。しかも今回は3人やられました。僕(中川A)とたくみさんと隊員Eちゃん。毎年GWに同じ場所で刺されています。でも僕の場合は2回目なので昨年の教訓を生かしてうまくマダニに対処・駆除出来るはず!だったのですが・・・ |
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(見苦しい画像をお詫びいたします) |
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キャンプから帰ったその晩のこと、お風呂に入ろうとしてまず目に見えるところからマダニに刺されていないかどうかをチェック。・・・すると、あれまぁ!前回の箇所に近いとこに刺されてるではないの!?「うわ、、またか・・・」 もう呆れるやら情けないやら。前回はどうすればいいかわからなくて無理矢理ピンセットで引き離してキバが残ってしまったのですが、今はすでに対処法がわかっている。・・・そう、タバコの火を近づけるとマダニは離れるんだよな! タバコの火を近づけると案の定マダニは熱さに気が付き、足をバタバタと動かし、もがき始めました。「ハハハ、もがいてやがるぜ!もっと苦しめ!そしてオレの身体から離れやがれ!!!」 ・・・さすがに2回目ともなると妙な生き物が自分の体に引っ付いていることもさほど恐怖ではない。「オラッ!オラッ!」 と、何度となく繰り返しました。するとそのうちマダニがピクリとも動かなくなってしまったのです。「・・・???」 |
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マダニは死にました(熱死)、身体から離れる事無く。「死ぬんやったら離れてからにせんかい!」 しかし後の祭り。死んだマダニに何を言ってもどうにもなりません。ああぁ・・・どうしよう、厄介なことになりよった・・・ もう死んだんだからこれ以上血を吸うことはないんだし、このままにして明日病院に行ってみるか・・・ |
病院に行くと医者に即言われました。「皮膚ごと切りましょか!面倒だし。」 あのねぇ・・・まぁ、いいけど・・・(泣) そしてタバコの火でマダニが熱死したことなどマダニに対する対処法(タバコの火を近づける・熱湯をかける・アルコールをかける)について聞いてみたのです。すると・・・ |
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えええ?迷信ッスか!? 「マダニは一度食らい付いたらそんなことじゃ離れません。」と断言する医者。うーむ、確かに対処法についてはインターネットで調べると色々と書いてはあるのだけど、それで実際離れたという話はどこにも載っていなかった。そうか、迷信なのか・・・ というわけで麻酔を打った後、マダニの食らい付いている部分を丸く切り取り、三針縫い付けました。抗生物質の錠剤をもらって帰途に着きました。 |
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いいんだけどね・・・男だし、場所が人目に触れないとこだから・・・(泣) (隊員Eちゃんは女の子なので跡が残るのを防ぐため、お医者さんがうま〜くマダニを抜き去ってくれたそうです。たくみさんは自力で引っこ抜いてマダニのキバをナイフで削り取ったそうです。・・・さすがはランボー者だ。(笑)) |
なんとか処置は済みました。しかし、ただそれだけではまた今度誰かがマダニにやられてしまうのを待つだけでしかなくなります。 この犠牲を無駄にしないためにもここでマダニについてもっと掘り下げて「マダニ防止マニュアル」を作るべきなんじゃないだろうか???という考えに至ったわけです。 インターネットで調べてみると、人間用のマダニを防ぐ薬剤などははっきり「これだ!」というものが見つかりませんでしたが、犬猫用のマダニ・ダニ・ノミを防止する、「フロントライン」(メリアル・ジャパン株式会社)という薬剤があるのがわかりました。 これが人間に使用しても有効なものなのかどうか、獣医に聞いてみるしかありません!!!そこで動物病院に行って獣医さんにインタビューを敢行しました。 |
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ちょうど近くに動物病院がありました。(実はウチのマンションの1階です。真上はオレの部屋。(笑)) そこで聞いてみたのです。 中川A「フロントラインってありますよね?あれって人間に使っても効くものなんでしょうか?」 獣医「ん〜・・・臨床実験をしていないのでわかりませんね。」 中川A「実は僕もマダニに刺されたんですよね。」 受付嬢「それならここじゃなくて人間の皮膚科に行った方がいいんじゃないですか?」 中川A「・・・そ、そうですよね・・・」 |
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曲がりなりにもオレも人間だ!マダニに刺されたら獣医じゃなくて皮膚科に行くに決まってるっちゅうねん!(怒) ・・・結局フロントラインを人間に使ってもいいのかどうかはわからずじまいでした。 |
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私がマダニにやられたのは、昨年夏に滋賀の本拠地での事です。左脇腹を・・・。しかも2カ所。 フロントラインは、皮膚に塗布することで、2〜3日かけて全身に浸透していき、効果がでると説明されましたよ。ただし、塗布した後は3日は風呂へ入らない、塗布した場所も1日は触らない、が条件です。 ボンゴのサイズ(13キロ弱)で、1本2千数百円(1ヶ月)なんで、2〜3本ぐらいでも効果ないですかねえ? |
皆で試すのは金銭がべらぼうにかかってしまうので、誰か一人にフロントラインを全身に塗り、素っ裸で3日間過ごしていただきましょうか。それである程度の研究結果は出るはず・・・誰がやるかって?そんなの決まってるじゃないですか。(爆笑) |
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ではネットで調べ上げた範囲内での僕の導き出した「マダニ防止法」というものを発表したいと思います。 |
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1、山・薮に入る時は皮膚の露出部分を出来るだけ少なくする。 2、マダニは濃い体色をしているので、見つけ易いよう黒い服を着るのは避ける。 3、しかしマダニは白い色を好んで集まる傾向にあるので白い服は着ない。 4、帽子をかぶる。 5、虫除けスプレー(サラテクト【アース製薬】などなど)を使う。 6、服を着替える回数を増やす。(一日一回は当たり前) 7、刺されやすい部分(お腹・腰・背中・脇周辺など皮膚の柔らかいところ)をしょっちゅうお互いでチェックする。 8、木の上から降って来てるような気もするのでその辺も注意する。 9、長野県より北の地域ではライム病発症の可能性が高まる。特に北海道。(刺された全体の1割) 10、ライム病は抗生物質の錠剤・塗り薬で防げるので刺されたら即病院へ行く。 11、ツツガムシじゃなくて良かったとあきらめる。(ツツガムシ病は死亡例あり) |
北海道のライム病の実情 ・ ・ ・ ・ ・ |
マダニの怖い画像(無断転載ごめんなさい) ※見たい人だけ見てください |
上記、防止マニュアルはマダニに対して「これさえやっておけばいい」という事柄が本当に無いので、些細なことしか書けませんでした。一番確実なことは「屋外に出ない」ということになるんでしょうね・・・ |
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キャンプは止められません |