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ここは人形供養をしてくれる、和歌山市加太にある淡嶋神社です。関西では案外有名なのかもしれません。テレビで何度となく紹介されています。・・・僕がここに初めて行ったのは平成8年10月、「アクシデント・ハプニング集」の「4.テントの裏は墓場!」のキャンプの次の日でした。なんだろう・・・何かに導かれたのだろうか・・・ |
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「淡嶋神社」にはあらゆる人形が供養のために持ち込まれます。中にはどうにも供養しきれない人形もあって、一般参拝者にとっては開かずの間である、「地下倉庫」に眠っているものもあるそうです。 上のオフィシャルサイトには髪の毛の伸びる人形の画像もあります。探してみよう! |
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境内にはいっぱいの人形が並べられていて、大体同系統の人形が集められています。上の画像のようにぬいぐるみなども持ち込まれます。 僕って知る人ぞ知る、「人形嫌い」なのですが、なんでここに行ったんだろうね?よくわからんよ。そんでね・・・僕が人形の中で一番怖いのが「市松人形」なのですわ・・・ |
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やめてーーーっっ!! ここに夜行ったらきっと気絶するな。 |
ほんとにいっぱいの人形がありました。興味のある方は行ってみてください。ここの加太という海岸は釣り人にはかなり人気のある場所なので案外人はいます。僕はボウズ喰らいましたけどね。(泣) |
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キャンプ場編 (キャンプ場名は明かしません。やっぱ支障あるから。) 海岸での夜でした。・・・もちろん酒は飲んでましたよ。でもそんなの見間違うほど酔っちゃいない。 海を見てました。ふと向こうに見える街灯に視線が行きました。街灯の光って縦に海に映ってますよね。その線を何となく見てたんです。すると・・・ その縦の光りの中を左から右に何かが通ったんです。 かなり大きかったです。でも大きいんじゃなくて、僕の目の前を何かが通ったんだと気付きました。・・・通ったものは・・・人間にしか見えなかったんです。その移動スピードもちょうど人間が歩いてるくらいの速度で。今まで色々霊現象はあったものの、実際目に見えたことは無かったので、「うわー、とうとう見ちゃったよ・・・」と思いましたが、一緒にいるT野村には黙ってました。だってこんなとこでびびらせてもしょうがないと思ったから。 そしてその後お互いに眠くなったのでテントの中に入りました。僕はさっきのことがどうにも気になってなかなか眠れずにいました。すると・・・ 「ザク・・・ザク・・・ザク・・・」 テントの裏で何かが歩く音が聞こえました。「・・・動物かな?」と思ってはみました。・・・でも違う。どう聞いても歩幅が人間としか思えない。 でも本当の人間じゃないの?・・・とも思いました。でもね・・・絶対ありえないんです。 なぜならテントの裏は山の斜面で人間が通れる幅なんて無いんです。 「うわー・・・やめてくれよー・・・」 いつしか音も聞こえなくなり僕も眠りにつきました。 |
自宅編 今から2年ほど前だったろうか、2001年くらいのこと。いつも通り夜更かししてベッドに入ったのは朝7時で、すでに窓の外は明るくなっていた。 ・・・すると、部屋の中に何かの気配がある。ちょうど部屋の角に何かがいる・・・しかも一人じゃない、二人いる。一人は大人の男性でもう一人は男の子だと感じられた。 「うわー・・・嫌やなぁ、金縛りなんかやめてくれよ?」 その気配が少しずつ自分の方に近づいてくる。少しずつ、少しずつ・・・そして気配が僕の頭の上にまで来ました。 ・・・その時! 金縛りにかかった。 「やめてくれって言っただろうー?」男が僕の胸の上に乗り、男の子が僕の足を押さえている。なかなか金縛りが解けるはずもない。そこで僕は隣に寝ている嫁はんの腕を掴めば金縛りが解けるんじゃないかと思い、重い右手を必死に動かした。 金縛りの時って全く体が動かない時もあるが、動く時もある。それはどうやら生身の自分が動いてるのではなくて、僕の霊体自体が動いてるようだ。今までの経験でもそうだったから。 そしてなんとか嫁はんの腕に辿り着き、腕を握った!「あー、これで解けるだろう・・・」 でも解けないんです。 僕が握った嫁はんの腕がどうもおかしいのです。女の腕じゃない・・・太い・・・ そう、僕の握ったのは嫁はんの腕じゃなくて男の腕だったんです。 「うわっ!」次の瞬間、僕の手に男の手が組み合わさってきました。ちょうど手のひら同士で手を繋いでいる感じ。男は僕の手を元あったところに戻そうとしているようでした。「何くそ!」僕は引き戻されまいと必死に抵抗しました。まさに男と腕相撲(アームレスリング)をやってるような状態。 それが数秒の間続いたか、急に「フッ」と僕を縛り付けていたものが無くなりました。金縛りが解けたのです。僕はゼイゼイ息を吐きながら汗びっしょり。何故解けたんだろう・・・それはわかりません。 どうやらその霊たちは行きずりの霊たちだったようです。ちょうど僕の寝室を通過中だっただけ。どうしてわかるの?と言われても困りますがそう感じました。 さすがにその恐怖もあって、しばらくは寝る時に枕元に「お札」を置いて寝ました。しかしその後霊は現れませんでした。 |
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