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それはある日、一通のメールから始まりました。「月の土地を買いませんか?」・・・何?月の土地?ほんまに買えるの??? ともかくそのサイトにアクセス。・・・ほんまに買えるようだ。でもそれ買って何になる???でも買ってみたいかも・・・地球の土地なんかそう簡単に買えるもんじゃない。お金無い。でも月の土地なら買えそうだ。 |
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ルナエンバシージャパン |
ご購入の詳しい内容は上記サイトを参照のこと。月の土地がたったの2700円!?激安!!!1エーカー買えるようだが1エーカーってどんだけ広いの?砂場程度ならいらないぞ?・・・「サッカー場と同じくらいの広さ」 ・・・うお?サッカー場???広い!!!そんだけあったら十分キャンプ場が出来るやないか!よっしゃ「オレら流キャンプ場」の第1予定地として土地を買ってみようやないか!!! |
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ネット上で申込後、しばらくしてこの3点が送られてきました。まず最初にチェックしたい土地の場所から。 「ディオファントス クレーター付近」・・・???どこそれ???上のマップをクリックすれば大きい画像が表示出来ます。中心から北西に真っ直ぐ進んで、中心から端っこまでの距離のちょうど真ん中あたり・・・その赤い点がついてる場所に土地はあります。 「月の憲法」「月の土地権利書」は英語なので意味わかりません。(笑) ですが日本語訳もちゃんとついてますのでご安心を。で、読んでみる・・・ 「月の憲法」・・・何書いとるんか意味よくわからん なんか色々書いてます。わかったことは、「武器持ち込み・使用禁止」、「ゴミのポイ捨て禁止」。それしかわかりませんでした。他は・・・理解不能。 「月の土地権利書」・・・ここに権利者が誰か書いてあります。それはもちろん・・・ |
オレら流キャンプ術 (Oreraryu Camp Technique) |
わはは。(笑) 「オレら流キャンプ術」名義で月の土地の権利を取得しました。これで「オレら流キャンプ術」に関わる全ての人にこの土地の権利があります。キャンプしようが野球しようがサッカーしようがバドミントンしようが焚き火しようが自由です。 しかしほんまに権利なんかあるの???なんか勝手に名義だなんだと言ってるけど結局はそんな個人のものになんかならんのちゃうの? なんでも、「月はある国家が占有することは出来ない」と定められています。それに目を付けた人が、「ほな、個人が占有してもええのん?」と難クセつけて、アメリカ・ソ連・国連に手紙を送ったそうです。 しかしその返事は帰ってこなかった・・・「じゃあ、勝手に売るでー♪」・・・というわけのわからん理由で始まったそうです。この月の土地売買!!! おまえ・・・おまえ、そんなん通用するんか!?ただのスパムメール(迷惑手紙)と思われたから返事来んかっただけとちゃうの?完全に「土地転がし商法」???そんなの何の権利も無いわい!!! ・・・でもいいじゃないですか。それはそれでロマンがあります。毎日夜空に浮かんでいるあの「月」に自分の土地があるなんて・・・これからは月を見るたびに「俺らの土地があの辺にあんねん」と人に自慢できます。その自慢する権利は皆にあります。(笑) これを機会に月を観測する習慣をつけましょう。月についての詳しいサイトがここにあります。 |
満月を月齢カレンダーで探そう |
これを見れば月がいつ満月になるのか、オレら流キャンプ地がいつ見れるのかがわかります。 せっかく土地があるんだから実際に月に行ってみたいですよね。でも僕らの世代のうちに月に行ける人はごく限られています。宇宙飛行士か、巨額の財産を持ってる人か・・・でもそんだけの財産を僕が持っているとしたら地球上にキャンプ場作りますって。(笑) もしかしたら子供・孫の世代には簡単に月に行けるようになるかもしれません。それまではこの土地を僕らがしっかり確保しておきましょう。僕らが死んだら子供に受け継いでもらいます。 でもほんとに月に行けるようになったとしたらこの土地は取り上げられてしまうかもしれません。・・・子供達よ、その時は僕らの代わりに戦ってください。「地上げ屋」と戦ってください。 |
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