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私、中川Aは大の動物好き。色々旅をしていると、何かしら動物を主体としてのテーマパークなどが目に付きます。 そういう時、どうしても行ってみたくなるんですよねー。 色んな動物のものがありますが、今回は干支にちなんで「猿」を主体としたものと、「犬」を主体にしたものについて話してみます。 ほんとはもっとあちこちの場所に行ってるんだけど、主だったもののみ紹介しましょうかね。 |
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まずは栃木県日光にある「日光猿軍団」。ここはかなり有名ですね、しかし実際見に行った人って周りには全然いません。ここの校長先生の舞台が見たかったんだけど、一日に公演が4,5回あるうちの1回しか校長先生はやりません。 僕は一番最後の公演を見たんだけど、もう・・・何なんでしょうか・・・サルが全く働きません! 思い思いに勝手に動いて、言うこと全く聞きません!最初は観客も笑っていたものの、だんだん呆れてきて、「あーぁ、こんなんで金取れんのかよー・・・」と思わず言いそうになりました。 まぁ、その日の最後だったし、サルだってやる気無い時もあろうよ。きっとね、すごい芸を見せる時だってあるだろうしね。「このサル、すげえぇ!」って思わせる瞬間もあるだろう。 ・・・しかし僕の時は「おまえらそれで猿軍団と言えるんかよ!」というような体たらくでした。 多数の猿の同時芸は難しいんだろうな。 |
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こちらは伊豆半島の伊東にある「次郎おさるランド」。次郎とは、あのウォークマンの宣伝で名を馳せたあの次郎です。ついこないだ御他界遊ばされました。(泣) こちらは軍団というよりも少数精鋭のサル達でしょうか。人間一人とサル一匹がコンビを組んで、まるで漫才コンビかのような雰囲気でショーをします。なのでここのサルはかなり芸達者。猿廻しの枠をはみ出るかのようなスペクタクルなショーを展開します。SFです。(笑) 空だって飛びます。ステージもかなり広い。 かなり楽しめました。 |
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「つくば わんわんランド」 |
尻から入る。(笑) |
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茨城県つくばにある、「つくば わんわんランド」。昨今のペットブームにあやかって開設された、わんこテーマパークの走りでしょうか。 ここに限ったことではなく、どこでも全て同じ傾向なのですが、わんこ達がこっちを見てくれません。 いつも遠くを見てるんですよ、寂しそうに。・・・でもしばらくして、わんこ達が何を求めているのかわかりました。わんこ達にとって、飼い主はそこの従業員なんですよね。従業員が通りかかると大喜びでじゃれつきます。 そういうところを見てて、 「オレらってなんなんだろう・・・人んとこのわんこを見たりなでたりするために金払って来てるだけなんだな。オレら、客は勝手に喜んでるかもしれんけど、このわんこ達はかなり迷惑な状況に置かれてないか?飼い主がいつもそばにいるわけじゃなく、わけのわからんやつら(オレら)が次々にやってきて触られるわ、なでられるわ・・・ストレス相当あるやろな。」 でもお客が来てくれないとどこもやってけないし、オレらが来ること自体も必要不可欠なことでしょう。だけどね・・・ |
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本家は「ねこたま」の方か。 |
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夏に行ったのが悪かったのか、やはりわんこは暑いのに弱いもんで全く動きません。日影でぐったりしています。 |
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こういうシーンを見たいんですよね。わんこがほんとに喜んでるところとか。うだるような暑さの中、水に入った時のはしゃぎようと言ったら!・・・こういう時は来て良かったなと思うんですけどね。 ある場所でのことなんですけど・・・それがどこかは言いませんよ?・・・ドッグショーがありまして。梯子を上ったり、フリスビーを走っていって咥えたりしてくれるんですよ。 あるわんこが途中で吐いちゃったんです。暑かったし、体調が良く無かったんでしょう。観客はそれを見て、「あっ!」と思いましたよ。「トレーナーさん、その子もう休ませてあげて!」って皆思ったでしょうな。 でも信じられんことにそのトレーナーは芸を続けさせました。・・・わんこはそういう時でも文句を何も言わずに芸を続けるんですよ。で、その後も数度吐いたんです・・・さすがにトレーナーも休ませようとしました。 なのにそれでもそのわんこは芸をしようとし続けて・・・そのステージ・客席が物悲しい空気に包まれた時でしたね。 もういいんだよ!そこまでしないでいいんだよ! |
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猿軍団と犬軍団の違い・・・猿軍団はあくまでも芸をして観客を喜ばせるもので、犬軍団は芸もするけども基本的には犬種を展示・わんことの触れ合い・販売を目的としています。 でも色々考えさせられてしまいますね。その動物達ってほんとに幸せでいてくれるのかな?って。サル達も無理矢理芸をしこまれてるかもしれないし、わんこ達ももっと飼い主と一緒にいたいんじゃない?って。 客がいなきゃそういったテーマパークだって無かったろうし、僕自身見に行ってることもいい事なのか悪い事なのかわからなくなってきたりします。 サル達、わんこ達がどうあろうとそれを金に換えてしまう人間って悪どいんだろうか?そうじゃないんだろうか?ちゃんと彼ら動物達の幸せを考えてくれてるんだろうか? そういうのを見たくないから行かない人もいるでしょうけど、僕はいいことも悪いことも自分の目で見ないと納得出来ないからこれからも行きますよ。 そんな中にも命の誕生があります。その事実だけは素晴らしいものだと言えるでしょうね。たとえ売買目的だろうが、 命の誕生は何事にも換え難いものだよ。 ・・・飼う人の優しい気持ちに期待します。 |