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僕は今年で大阪から浦和(現さいたま市)に引っ越してから8年になるんですけどね、初めて大阪に帰省しなかった年なんですよ。 それなら関東で今まで行けなかった場所に行ってみようやん?と思ったわけですよ。 まず思ったのがいつもはテレビでしか見ることのなかった「天皇の一般参賀」に行ってみようやん?そんでから日本で最も何かしら話題の「國神社」に行ってみようやんか!?ということでした。 今回画像がかなり多いのであんまり僕の「語り」は少なめに、視力に訴えていきたいと思います。 |
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時は2005年、1月2日。今まで皇居周辺ってバイクでは横を通ったことがあったんですけどね、こうして改めて行ったことはありませんでした。思った通り日の丸をもらえてちょっと嬉しい気分?(笑) しかしこの後オレにとって今回 最大の危機 があったのです! 想像してしかるべきものなのでしょうが、この時僕は全く予測していませんでした。これから皇居に入ってごく間近に天皇陛下に相見える・・・そのような場所に行く前にこの物事が有り得よう無いはずがありません・・・そう、 |
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普段、プロ野球やサッカーの競技場などに行く時も当然ありますよ。しかしね、今回はそんなのとちゃうんですよ。 この新年一般参賀は「国家的プロジェクト」なわけですよ。笑って済ませられるようなものとはちゃうんです。 |
ナイフ 持ってる・・・」 |
あー!いかん!全く考えてなかった!十徳ナイフと言えば昨年から理由無く持ってるだけで警察官から所持理由を聞かれ、理由無き場合は問答無用にしょっぴかれる「アレ」でしょう? もちろん理由はあるよ。でもその理由がこの場でほんまに通用するの???周りは並大抵の警察官の数じゃないよ?警察官どころか「SP」も山ほどいるよ???完全に「厳戒態勢」だよ!? ・・・あー、もうだめだ。もはや取り押さえられることを覚悟しました。でもオレだって信念も勇気?もある「オレら流」だ。 ここで見苦しいマネはすまい。潔く花と散る覚悟は決めました・・・ |
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あれ?いいの?手荷物検査にボディチェックに金属探知機までプラスして、ナイフが見つからない訳無いでしょ??? ・・・ま、いっか!どっちにしろ命拾いしたわけだよ。もし見つかってたら今頃どうなってたかわからんのだよな。 とにかく皇居にレッツゴー!!!(笑) |
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↑の鉄橋と合わせて二重橋。 |
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宮殿に着いたのはいいんですけどね、それまでそこにいた人らが帰っていくんですよ。・・・どうやら前回の一般参賀が終わったところなんだそうです。一般参賀はこの日に合計7回、50分おきほどにあるんだそうです(天皇さんもお疲れ様です)。なので次の回まで50分先・・・仕方ないな、それまで待つか。ちなみに防衛上、敷地内にトイレは全くありません。それまで耐えましょう。 途中でお腹痛くなったらどうするんだろうね?(笑) |
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おまえら旗振るの止めろ!!! |
ついに天皇家がお出ましです。「天皇陛下バンザーイ!」とあちらこちらで声が上がります。しかし僕は「何も見えね-よ!!!」と憤慨。そんなに旗振ったら後ろの人が何も見えんだろー??? |
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この写真が一番、皇族方全体が見えるかな?なんとか双眼鏡を通して出来るだけのものは撮ってみました。(中央に天皇陛下) ・・・いやはや、でも感動しましたよ。僕にとっちゃ天皇家一族との初のお目見え。ここに辿り着く前に少々あったけどまぁそれはいいやないか。お互いにいらん揉め事は欲しくないのよ。とにかくここで無事にお会い出来たことだけで十分なんよ。ほんまに普段テレビ視線でしか見えてないこの情景がこんな周りの一般参賀者からの目で見てる画像なんて皆さん珍しいでしょう?・・・なんて思う僕なのでした。 |
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ともかく終了。これを見た人らはその場を出て行きます。僕らは皇居を突っ切って反対側へ。この後僕らが行きたいものがあるんですよね、「國神社」。途中に「武道館」がありました。ふーん、こんなとこにあるんだ?初めて見た・・・という感じでした。 |
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やってきました、國神社(皇居から歩いて行ける場所にある)。ここを僕の今年の初詣の場所にしたいかと。ともかく参道に数々ある屋台をご覧下さい。 |
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うん、今んとこ他の神社とそこまで変わらない感じ。そりゃ今まで見たことも無い屋台などあったけど・・・さすがに東京ともなると新しい屋台などあったりするものです。 甘酒の無料配布所などありましたが、お布施?を置く場所などあって、そこに皆甘酒を飲むたびにお金を置いてるのね。どう考えたってお金置かなきゃ飲んじゃいけない?なんて雰囲気をかもし出しすぎ。タダで飲んじゃいけないの???こういうのはどうだろうね?無言の強制?群集心理というかなんというか・・・だから飲みませんでした。そんなわけのわからん気持ちのまま飲めないよ。 |
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やはりここがちゃうんですよ。ここまでは他の神社とさして変わりが無かった。しかし國神社というもの、皆が知っての通り戦争で亡くなられた方々を祀ってあります(幕末以降)。その全ての人を祀ってあるわけで、戦争犯罪人という第2次世界大戦(大東亜戦争)後の「東京裁判」で有罪にされて刑に処せられた人も祀っておるのです。それを内閣総理大臣が毎年詣でるのはどういうことなんだ?と海外から批判があるのですね。 その辺の話、僕自身詳しいわけでもないのでこれ以上の話は控えておきましょう。でもそれに従い、戦って死んだ日本国の先祖の人達に敬意の念を示す僕らの気持ちには何も恥ずかしむところは無いと思うのです。 |
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光り輝く「菊の御紋」。今日一日を通して僕の思うことは何でしょう・・・僕自身は政治的な人間じゃないのでとりたてて「こうあるべきだ!」という信念は特にありません。 でもこれだけは言えると思います・・・「戦争は全ての解決には至らない」。必ず憎しみ・遺恨を残します。死人が出ること自体、双方に一生消えない傷を残すのです。人間の殺し合いをしない解決法が何か無いものだろうか・・・と僕はいつも思うのです。 もちろん僕は日本人で日本が大好きな人間ですけど、世界の中で日本だけが良ければいいのではない。他の国の人たちも全てが良き方向に向かうといい・・・のですけどね。 他国籍の人たちとも一緒にキャンプ出来る機会があれば色々皆の見聞が広まるのにな・・・と、そういう気持ちもあるということでまずは今年最初のコラムを締め括らせていただきましょうかね。 |