2006年9月号

「山形県に行ってみよう!」



昨年のお盆には宮城県を通り、青森県・秋田県へと旅行したので、東北地方で足を踏み入れた事の無い県が唯一
「山形県」のみとなりました。(岩手県・福島県には以前行った事がある)
今年から僕の本拠地を関東から関西へと移すという事情もあり、なんとか今のうちに東北地方を制覇しておかないと今後行き難くなる・・・というわけで行ってきました、山形県!!!さて山形県には一体何があるのか?何が起こるのか???


山形新幹線「つばさ」

おお〜、やっぱ田舎の風景だねぇ

何!踏み切り???


JR大宮駅から山形新幹線「つばさ」に乗って山形入りです。東北新幹線・上越新幹線・青森新幹線・長野新幹線・秋田新幹線・山形新幹線と、関東から東北方面には色々と新幹線が出来ています。個人的には中国地方の日本海側にも新幹線を通して欲しいのだがなぁ・・・と思いつつも今回は「山形新幹線」のお世話になります。

山形県に入ると新幹線は高架の線路から地上の線路を走ります。そう、完全に普通の列車と同じ線路を走るわけです。のどかな風景も近くに見えます。

そんなわけでまず度肝を抜かれたのがこれ・・・新幹線の走っている線路に
「遮断機」がある!!「何ーーーっ!遮断機のある線路を新幹線が走るだとぉ!?」 そりゃもちろんこの線路を超高速で走るわけではなく、快速並みのスピードなのですが・・・しかしこれじゃ新幹線に飛び込み自殺やら車との衝突事故なんかも起きる可能性があるわけですよ。

なんか無理からに東北地方に新幹線を通してないかい?既存の線路を使うのは経費削減には繋がるかもしれないけどねぇ・・・東海道新幹線を主に利用している僕にとっちゃ天地がひっくり返るほどの衝撃があったのです。


山形に着きました

ベスト8おめでとう♪

山形駅からバスに乗ってみる


てな訳で山形駅に到着しました。駅にはもちろん夏の高校野球に出場した「日大山形高校」の垂れ幕が。東日本の高校は基本的に応援しない、西寄りの僕なのですが今回限りは日大山形高校を応援してしまいましたね。

で、まずは山形駅からバスに乗ってみたのです。着いた場所は「蔵王温泉」! 国定公園に名を連ねており本来はスキー場として有名なので、ロープウェイやリフトを利用して山頂まで行ってみる。


蔵王温泉に着いた!

国定公園を散策

ロープウェイに乗ってみる

まぁ冬にはスキー場になるわけだ

展望台?行ってみよう

ん〜、曇ってるな・・・

ともかく歩いて下ろう

この花?なんだ???

ドッコ沼で休憩


山頂までロープウェイで上ったものの、下りを全て徒歩で降りるなんて僕らにとっちゃ無謀以外の何物でもない。(ほんとは自力で下るものかもしれないが) 休憩しながらもちょっと下っただけで疲れてしまいました。「またロープウェイで下りようや・・・」(情けなや)


下りもロープウェイで下る

なんじゃ?スライダー?おもろそう!

朽ち果てたお店に人影が・・・


「お?なんだ、あれ?」 ロープウェイの真下を何かが走っています。コンクリートのコースがあって、そこを青いボードに乗った人が楽しそうに滑っていく。 「うわー!あれ、乗りたい!おもろそう!!!」

ロープウェイの終点に着いた後、このスライダーの出発地点であるリフト乗り場まで行こうとしたのですが・・・そのすぐ横のすっかり朽ち果てた建物の入り口に
怪しい人がいるのが見えたのです。コックの服を着ていて、なぜか壁をひたすら見つめているのです・・・
 

気色悪うぅぅ〜!!!


な、なんじゃあぁ〜???に、人形かいな!遠くから見るとあまりにもリアルで、なんか精神的な病を抱えた人が壁に向かってブツブツ何かを言っているよう。あぁ〜、ビビッた!!!


山形名物「冷しラーメン」

ん〜、単なる冷たいラーメン?

おぉ、これもおもろそう


その直後、この「冷しラーメン」というノボリを見てしまって一瞬でさっきの基地外人形のことは頭からどっかにすっ飛んでしまいました。「・・・冷しラーメン?山形名物???」 こりゃあ食わねばなりません!ちょうど少しお腹が空いてきたしね、食ってみようぜ!!!

感想は・・・
単なる冷たいラーメンでした。(爆笑)(山形では「肉そば」とも言われているようだぞ?)


当然やってみる

先ほど上空から見たスライダー

これで滑るわけね


さて、「スーパースライダー」の始まりだ!乗り場のおっさんからごく簡単な説明を聞かされる。「レバーを前に倒せばアクセル。後ろに引けばブレーキです。」 あ、そう・・・まぁ子供だって乗ってるわけだしそこまでのスピードは出ないんだろうな。楽勝でしょう。

・・・と思いきや!
早いのなんの!傍から見たらそこまでスピードは出ていないのかもしれないけれど、コースに最も近い目線で見ているからか、スゲー怖いのです!カーブ寸前ではあまりの迫力に思わずブレーキング!!!ともかく映像をご覧下さい。でも本当の怖さは実際乗ってみないとわからないよ。(恐)


スーパースライダー映像 (3.34MB 0.30)

そしてこの日は蔵王を離れて再び山形市内に戻り、ホテルで一杯やりながら床についたのでした・・・






山形駅は今日は晴れた!

駅の風情もなかなかよろしい

一休さん???


さてこの日は朝から快晴!「山寺」に行ってみようと電車に乗りました。さてこの「山寺」とは一体何なのか?

・・・元禄2年(1689年)、松尾芭蕉がこの山寺に訪れ、「閑かさや 巌にしみ入 蝉の聲」の名句を詠んだのがこの山寺。「山寺」というのは通称で、正式には「宝珠山立石寺」といいます。

行くまで知らなかったのだけど案外有名なよう。パッチもんの一休さんに誘われるままに行ってみますか!!!(笑)


あの山まで登るのかぁ?

ここが入り口

あぁ〜、もうツカレマシタ・・・

とりあえず撫でてみる

あそこ、すごいとこに何かあるぞ

え?行っちゃいかんの?危険???


「これより先は修行の場所につき危険ですので一般客の登山を禁止します」・・・なんてな立て札があちこちにあるのですよ。え?そんなに危ないの?



なーーーっ!!!
死んでしまいます!


あんな断崖絶壁のハシゴを渡らなきゃいかんの???死んじゃうよ!!!・・・納得、一般客は行っちゃいけません。絶対死者が何人も出てしまいます。でも行ってみたい気持ちもある・・・欲望の塊りの僕じゃまぁ確実に転落死するかもね。(笑)


やっとここまで辿り着いた・・・

なんか色々貼り付けてあるね

ん〜、眺めも良し

休憩所

なんか煮ているぞ?

「力こんにゃく」というらしい

当然食べますよ

山形牛を食おう!

美味い!!!口の中でとろけるぜ!


力こんにゃくも食べ、さくらんぼアイスクリームも食べました。なかなか美味いよ。そしてまた山形市内に取って返し、今度は念願の山形牛を食べに焼肉屋へ。山形黒毛和牛特上ハラミをチョイス(これがまた値段高い)。

美味い!!!軟らかい!!!死ぬほどうめぇ〜♪ でも前にキャンプで食べた松阪牛には敵わないけどね。(笑) でも最後に最高の幸せを感じましたよ。


夕暮れの山形駅


そしてとうとう帰る時が近づいて参りました。最後にお土産を買わなければ!実家向けのお土産、妹・甥・姪へのお土産、そしてキャンプ仲間へのお土産を色々買い込み、宅配で送る。・・・

あぁ、山形県、もう二度と来ないかもしれない。おもしろいこともあったけど、一泊で案外ほとんど観光し終った様な気分になっております。
「山形県はこんなもんじゃないよ!」という意見のある地元のお方など、いい情報がございましたらご連絡下さい。その時にはまた是非山形県に向かいます。




あ、サクランボ食ってねえよ!
ちょうど時期が外れていたのだ