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花見の季節がやって参りました。今年から本拠を大阪に移した私、中川Aは大阪でもっとも花見スポットとして有名(たぶん)な、「造幣局の通り抜け」に行ってみました。 生まれてから三十年近く大阪・関西圏にいたというのに「そのうち行くからいいや」と行くことがなかった造幣局の通り抜け。やはり一度生まれ故郷を離れて他の土地に行ったことのある僕だからこそわかる、地元にこそ名所があるという気持ち。皆さんにもそんな場所があろうかと思います。是非思い返してみてください。 |
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造幣局へ向かうと川にはアクアライナー。あぁ〜これにもいっぺんは乗らないとなぁ!いつも橋の上や川岸から見ている大阪の街とは違った視点から見られて新しい発見があるよ、きっと。 大阪市所在の本局は1871年(明治4年)に大蔵省造幣寮として創設され、1877年(明治10年)に造幣局に改称、1949年(昭和24年)6月1日から1952年(昭和27年)7月31日まで造幣庁(長は長官)と称したのち再び造幣局に改称、2003年(平成15年)4月に独立行政法人化されました。 創設された1871年から工場内および近隣周辺にガス灯を点灯してまして、これは貨幣を鋳造するために発生させたガスの余剰分を利用したものであり、特に屋外に設置されたものは日本で初めてのガス灯による街灯でもあったため、その明るさに見物人が押し寄せました。 この造幣局では、長野オリンピックの金・銀・銅の各メダルや、名古屋城の金鯱なども製作されたそうですよ。 |
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造幣局の通り抜けは期間が一週間しかなく、その間土日も一回っきりだからさすがに人出は多い。期待感に胸が躍ります。全国からツアー客も来ているよう。しかしそんな人たちの気持ちを奈落の底に突き落とす衝撃の事実が待っていようとは誰もまだ知らなかったのです・・・ |
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なんじゃあぁぁ!!!???サクラなんか咲いてないやん!なんでも設定した通り抜け期間が気候の影響で花が満開になる前になっていたようだ。毎年同じ期間にしているみたいで、花が咲いてようが咲いてまいがお構いなし???そ、そんなアホな!!! |
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初めて来た造幣局通り抜けがこれかよー・・・まぁ地球温暖化による気候の乱れは致し方ない。貨幣セットでも買うか・・・平成19年発行の1円玉から500円玉までのセットです。単純に計算したら666円・・・1000円以上余分に払うということね。それも止む無し。(泣) |
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でも咲いているサクラもあるんです。種類が違うから開花時期も違う。そりゃ毎年全てが満開なんて事は無いんだろうな・・・こうやってアップで写真を撮るとまさに花盛り!って感じがするじゃないですか、これで今回はご勘弁を。 |
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他にもいくつか咲いているのもあるんだけど、バックのマンション街はどうにかならんかな・・・昔持ってたオレの造幣局のイメージと違う。もっと荘厳な造幣局の局舎の中を通り抜けるもんだと思ってたのに、ただ道を通ってるだけ。あのマンションに住んでる人だけは毎年綺麗なサクラが家にいながらにして見えるんだろうなぁ、いいなぁ。 |
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んで、マジで造幣局はどこだ!!!というわけで色々見たのですが門に入ってから大分歩いた、通り抜けの終わり頃の土地がどうやら局舎みたい。だって明治天皇がいらっしゃった記念碑なんかも建ってたもん。でも当然中なんか見えません。そりゃお金を作ってるんだもんね、その辺のセキュリティは万全です。 |
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さてさて、ろくに咲いていない通り抜けゾーンからさっさと離れて、大川沿いの屋台ゾーンへと向かいましょうか。当然こっちは「ソメイヨシノ」が満開なのです!!!やっぱ変わったサクラもいいかもしれんけど日本人はやっぱりソメイヨシノでしょ!そして屋台でしょう!(笑) |
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どこに行ってもこの屋台レポートをやってしまいますなー。(笑)子供の頃から祭りが好きで、特に出店が大好きなんですよ。その時だけは小学生だったけど夜遅くまでずっと遊べたりして。しかしこの特設飲食会場はサクラの木を囲むようにして建てている。サクラがそんな熱量を持ったものがそばにあるのに影響を受けてないわけがありません。サクラは苦しんでいることでしょう。 |
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ケバブサンド! |
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ただでさえ温暖化異常気象なのに、せめて植物だけは大事にしてもらいたいもんです。でも人は多かったけど、なんかこんな風景って久しぶりな気がする・・・心穏やかに花を愛でて美味しいものを食べ美酒を呑む・・・そんな伝統は長く続けていきたいもんです。 |
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