とうとう我々は禁じ手に手を出してしまいました。もはや人間が手を触れてはいけないもの・・・原産国のスウェーデン人はいいとして、決して日本人にはこれを食した後に正気でいられる者がいるとは思えない代物。・・・なぜオレら流の神はこの恐ろしい物を我らに授けられたのか・・・それは試練なのか?古代ローマの市民のごとく美味しい料理・美酒に飽食した我らへの天罰なのだろうか?・・・その名は |
シュールストレミング(スウェーデン産) |
この場所で行われました | 次々に出てくる発酵食品 | まずは前座?でくさやから |
二人の表情を見ればわかるでしょ | うーん、確かに腐った何かだね・・・ | 匂いを嗅いでみる |
いきなり世界最高峰の「シュールストレミング」に行くのも芸が無いので、まずは前座として他に考えられるべき世界中の臭い食べ物をご賞味あれ! まずは日本代表・・・「くさやの干物!サメのくさや!!(後一つ何だっけ?)」くさやの干物は確かに事前の知識がありました。しかしその知識を凌駕してしまうほどの「臭さ!」 そして「サメのくさや」は確か小学校の理科の実験室で理科の教師のストレス発散とばかりに子供達に匂わせて楽しんでいたあの匂い!「超純粋なアンモニア」臭!!!すでに私たちは卒倒仕掛けておりました。 しかし次は中国代表!「臭豆腐!そして何か腐った腐乳!!!」この臭豆腐の匂いと来たら、大阪の昔のドブの中からさらってきた黒いドロドロのもの・・・それを一気に口中に注ぎ込まれたかのようなものが脳裏に浮かびました。 やめてくれーーーー!!! |
|
あっぱれと言わざるを得ないだろう・・・ |
完全防備で身を守る | 開缶はやはり彼であろう | そんないきなり食えるのか??? |
ここでシュールストレミングを買った時に入っていた説明書を読んでみることとしよう。 「世界一臭い食べ物」とも言われるシュールストレミングは、ニシンを濃い塩水に漬け込んだものです。ニシンは缶の中で発酵するため、缶は上下に膨れ、開ける時にはガスが吹き出ます。 毎年春に漬け込んだものが夏に解禁になりますが、その頃になると、新聞紙上で「今年はこのメーカーのシュールストレミングがうまい!」といった記事が載るほどです。 夏場の気温が高くなりすぎると、ニシンが発酵しすぎて溶けてなくなる事があり、なかなかお目にかかれない年もあります。 |
|
ことが出来ますか??? |
sur-1.avi (1.20MB) |
まずは今回オレら流キャンプ術初参加のkoziさんから食していただきましょう。(決してイジメではありません)(笑) |
|
||
ふむ・・・塩辛いね・・・最初は余裕があったように見えたが |
|
鼻つまんだらなんとかなるで | さしものきんちゃんもGIVE UP!!! | もはや、ぇりかは失神寸前 |
中川A「・・・やっぱりオレも食うの?勘弁してやぁ。オレこういうの弱いねん。胃がただれるねん・・・」 |
|
||
塩辛さは確かにわかったが、 その後つい息を吸い込んだ途端に・・・ |
(瞬殺) |
T野村「隊長が食ったのに副隊長のオレがやらんというのは絶対許されへんのやろなぁ・・・しゃーないのぅ・・・」 |
|
||
味を薄めるためのビールをすでに用意してるところが少しビビリ |
(吐殺) |
まぁ、これでともかく終焉を見たわけだね。結果、異臭の発生と広がりはシュールストレミングが桁違いのダントツで 優勝。しかし実際に食した場合、最もまずかったのが中国代表「臭豆腐」だったのは少々予想外でもあった。(完全にドブの泥食ってるみたいだってさ) |
さて、料理術?は終了した。しかしこの異臭物をそのままにしておくわけにはいかない。そんなことをすれば望仙荘は二度と立入禁止処分を受けてしまうだろう。案としては1、「燃やす」 2、「爆破する」 3、「埋める」との案が出た。この中で最も自然にローインパクトであろう、「埋める」という案が採用、望仙荘の「どこか」に埋めることとなりました。他の会員の方申し訳ない。まさかとは思いますが決して掘り返さないでね?(笑) |
これくらい掘ればいいか | くりぼ、埋めてくれ! | 合掌・・・な〜む〜(笑) |
というわけでいかがだったでしょうか?今回の料理術。かなり厳しいものがありましたねぇ?・・・ん?ここでまだ説明書にまだ読んでなかった文章が残っているぞ?何々??? |
・・・食べることだけを目的とすると、かなり厳しいものがありますので家族や仲間とシュールストレミングを楽しく体験してみて下さい。 |
|