あるキャンプでの食生活


今回は、あるキャンプでの全日程通しての食生活を紹介してみたいと思います。きっと皆さんは「他の人が一体どんな料理を作って食べているんだろう?」と疑問に思うこともあるでしょう?僕らもそう思ったりもするのでこの際、「くりおさん・のたまんさん一家」と「中川AT野村ノモさん」のそれぞれ二通りのキャンプのメニューを見比べてみることにしました。

料理対決???
文章文字色 中川A T野村 ノモさん くりおさん:@くりお、のたまんさん:@のたまん









「くりおさん・のたまんさん一家の場合」

飯盒です。(見たまんまやんか!) 噴いてきました。 こんな〜かんじ

炭焼き飯盒ですな?安定した火力で毎回失敗する事無く炊けそうだ。噴いてくるのもよくわかる(僕らの埋没飯盒は夜暗くて見えませんでした)。炊き上がりも極上のようで、うまそう♪

清く正しい飯盒炊爨ですね!しかし俺ら流の「炊けたかな?」というスリル感がある飯盒炊爨もいいですけど。(笑)

炭をのせて上からも焼きをしてます。

初めは「タンドリーチキン」をしました。今回頑張ったのは「二刀流君」(バーベキュー台)です。網の規格がないので、さようならの予定が、二刀流の力を発揮して今回「おかぶ」があがりました。(おいおい)

後で気が付きました!鍋の中の写真を撮ってません。(><)

このバーベキュー台ってこんな風に使うことも出来るんだ?色々料理テクニックが駆使出来そう。ダッチオーブンを使うには最適な感じです。

@くりお『使えると思うとかわいく思えてしまって帰りにきれいに洗ってやりましたワ』


美味しく〜できました!次回みなさんにごちそうしたいと思います。その時はターバン巻いてきてください。

うまそうなタンドリーチキン!酒が最高に進みそう。(笑) やはりビールがいいかなぁ?なんとなくテキーラの水割りなんかも合いそうだ。

めっちゃ旨そう。・・・急いでターバンを買いに行かなくては!

大きい包帯じゃダメ?

@のたまん『大きい包帯でもいいですけど〜体全部を巻いてこないで下さいね。(爆) もう一つダッチオーブンがあると「ナン」が焼けます。ビールなどでもいけるけどご飯にもあいますよ。下ごしらえも1時間でできます。』

今度取材させてもらお。「実録!くりお家ダッチオーブン料理術24時!」って。ちょっとちゃうか。(笑)

ニジマスです〜。真っ黒です(><)
でも、美味しかった。南無〜(合掌)
ダッチオーブンのふたで
「目玉焼き」を作りました。
最終日のメニュー

最終日は「ホットサンド」とダッチオーブンのふたで作った、「スクランブルエッグ」・「目玉焼き」。クレイジーソルトで美味しくいただけました♪

@くりお『このクレイジーソルト!何か一味違う。本当に美味しくなるのだ!』

クレイジーソルト?キ○ガイ塩?ちょっと調べてみました。


人種のるつぼニューヨークで生まれたハーブ&スパイス。ひと振りで一流シェフの仲間入り 

 アメリカ、ヨーロッパでは、一流レストランはもちろん、家庭料理にも欠かせない天然ハーブ&スパイス料理として広く定着しています。肉料理、魚介料理、卵料理、サラダなどに、これさえあれば早速あなたは一流のシェフ。クレイジー・シーズニング(ソルト&ペッパー)は食欲と風味を増す新調味料として、あらゆる料理に食卓に欠かせないグルメの友となることでしょう。

ハーブを使用した,岩塩ベースのハーブ&スパイス調味料。特殊な製法の岩塩は口の中でまろやかに溶けて、ハーブ&スパイスの風味を良く料理になじませてくれます。アメリカでは「アイスクリームとケーキ以外何にでもよく合う」と言われています。


ほええぇ、そうなのか。これは勉強になった。ニジマスのこの焦げ具合はダッチオーブンで焼いたのかな?ふたももちろんフライパンとして使えるわけね。こりゃ一挙両得だ。最終日のメニューも子供達が喜びそうなおいしい朝ご飯って感じ。さすがでございます。

おいら達の「酒の肴」っぽいメニューとはやっぱ違いますねぇ。

フッフッフッ、しかし魚の焼き加減は俺ら流に勝機ありか?

@のたまん『う・・・マスは網で焼きました。難しいです。まだまだ修行がたりませんね』









中川AT野村ノモさんの場合」

初日の晩のオレら流オードブル。
食前の刺身はかかさない。
そして焼肉。案外高価な肉だぞー♪ 他の食材は網焼きだ!

晩御飯は料理の用意をしながらオードブルとして刺身・食前酒としてビールをいただきます。今回の刺身はカツオのたたき・秋刀魚の刺身・ホタテの貝柱・あとなんだっけ?鯛だっけ?
で、いつものように焼肉です。ガスコンロ使います。ひとつは普段買えないような極上の牛肉を食します。

@くりお『刺身はやったことないな〜。生ものは季節的に不安でね。アタシは大アサリが食べたい!!!!!』

@のたまん『お刺身おいしそ〜〜っ!保冷材はたくさん用意をされたんですよね?もしかして冷凍?(肉などは冷凍して持って行きます)』

確かに刺身は買ってからの時間・コンディションに気を使います。下手すりゃ「オレら流全滅」にもなりかねん。(恐) でもいつも買ってすぐ食べてますよ(1時間以内)。店からの搬送もきっちり氷で冷やして。

肉も現地調達です。現地のお店で買うことで売上を上げてもらってキャンプ場の存在を容認してもらいたいって考えもあるんですよ。

カセットコンロは一番手軽だけど、やっぱり炭火で焼いたのにはかなわない。 やっぱ俺達のキャンプは装備が貧弱だよなぁ。かといってこれ以上荷物を増やすとテントサイトまで持って行くの面倒だし.....。

@のたまん『荷物を運ぶのが遠いとこは行ったことないです。車の横にテント!それがいいにゃ〜』

たしかに炭火にはかないませんがバイクツーリングよりは装備は豪華でしょう!
ガスコンロも一般家庭用のガスボンベ使えるから経済的だし。あ、詰め替え君使えばいいのか。

@のたまん『お肉はやっぱり炭火が一番ですね!でも〜こげこげになってしまうから難しいですね』

2日目の朝ご飯・・・タマゴ尽くし。 昼飯。パスタとマキンコ(海で採れた貝)。 そして晩御飯はオードブルで始まる。(笑)

タマゴいっぱいあったんでタマゴ三昧。昼はパスタとマキンコ。で、夜の刺身は生ダコと中トロと・・・スズキ(シーバス)だっけ?

@のたまん『卵三昧になってしまうのは、どこも同じですね。卵がないとなんか心配だし。。。。。次回は薫製で「クンタマ」作りましょうね』

マキンコの身を取り出すのに時間が掛かり過ぎて調理時間が削られて。卵は一番使える食材でしょう!(卵料理得意)

@くりお『アタシも唯一できるのが目玉焼きとスクランブルエッグです。』

@のたまん『そうそう!他は赤ワインカレー(T0T)私のワインが。。。。。。(遠い目) マキンコはそのまま水から茹でるんですか?何かつけて食べるのかな?一度食べてみたいです。』

マキンコについては次回料理術で詳しく解説しますね。

カムイのように焚き火で魚を焼こう!

やっぱ焚き火ですよ。埋没飯盒で米を炊いたあとは鮎を焼いてみる。まだまだ未熟だけどそれなりに魚を焼けるようになってきました。焼けるまでの時間がなんとも言えず気持ちいい。

@のたまん『あ〜〜〜〜憧れます!串にさした鮎♪いいな〜〜〜。やってみたいです!串は中川Aさんが刺したのでしょうか?』

刺し方は教えました。あとはおのおの好きに突き刺す!!!

焚き火で料理するなんて最高にワイルドな気分。昔の人はこうやって 毎日作っていのかと思うと大変だったんだなぁって思います。

@のたまん『ハジメ人間の世界ですね。火をおこすとこから始めないといけないから大変ですよね。』

今まであんまり焚き火をしたことがなかったんですが、やはり「火の制御」は難しいですね。特に炭火の遠赤外線のようには中々・・・ソーセージもうまかった。

@くりお『焚き火かぁ〜。癒されてぇ〜なぁ〜。又 鮎の美味しそうな事!次回絶対にやってやる!』

@のたまん『鮎を釣るとこから?今度はさばいてよね! 焚き火したいですね。焚き火の道具もありますね。でも、そのまま直火でやりたい!』

鮎を焼く時はさばかないでそのまんまで焼けますよ。うろこはがしもしなくていいし、塩つけるだけ。楽ちん♪
むしろ釣るのが困難だろうと思われます。(笑)

焼き上がり〜♪うまそうな鮎の塩焼きだ! カレー♪飯盒炊きのご飯は最高にうまい! 最終日の昼ごはん。

おおお、鮎の焼き具合はそこそこ良かったな。でももっとうまく焼けるはず。ノモさんのカレーもやたらうまかった。キャンプにはカレーやね。最も、キャンプに来たなぁ・・・ってしみじみ思わせてくれる。

@くりお『そうそう!人参やら、ジャガイモやらごろごろ入ってメチャおいしそ〜だね!』

@のたまん『じゅる〜〜〜』

それではここで「ノモカレー」作り方のコツ!(♪3分クッキングBGMで♪)
@大量にたまねぎを刻んで弱火で焦がさないようにアメ色なるまで炒める(肉も型崩れを防ぐため焼きましょう)
A野菜の煮込むとき固形コンソメを入れてアクを取りながら煮込む
Bカレールーは2つ以上混ぜて使う(バーモンドカレー+ジャワカレーなど)
以上守ってもらうとソコソコおいしいカレーはできるはずです。 おためしあれ!

@のたまん『ノモさんお料理が得意なんですね。う。。うらやましい』

そんで最終日はこれだ!・・・とんこつラーメン・野菜炒め・タマゴ粥。むちゃくちゃな取り合わせ?残りものの寄せ集め?

@のたまん『やっぱり卵が最後までありますね。どこでも同じだわ〜。』

最後は食材を片付ける為にこうなってしまいました。あんなに野菜を買い込むから...というか、焼肉の時に野菜をちゃんと焼いて消費しないからこうなるのだ。

・・・なんかここまで見てきて、オレらってくりおさん・のたまんさんと比べて、ものすごく質素でジャンクな食生活してないか?フィールドにいる時はそんなこと全然思わなかったけど、こうやって改めて考えるとほんとにそう思ったよ。(泣)

@くりお『何をおっしゃるんですか?オレらがよければそれがサイコー!という事で。。。。。。ね』

@のたまん『そんなことないですよ!>質素、ジャンク。今回写真に撮る前に食べてしまった「どんべい」「塩カルビやきそば」「バーベキュー」などなど実はあるんです。ほほほほほ。。。」

男ヤモメキャンプはこんなもんでしょう!(あ、隊長は違うか、、、) でも、酒の飲んだ量では圧倒的に勝ってます(笑)。 

@くりお『ごめんなさい。アタシは全く下戸でお付き合いができなくて申し訳ないです』

@のたまん『私もビール350mlを2本かな。』

今度は
第2回スモーク料理対決か!(今からグレートスモークマシン2号開発せねば!)

@のたまん『スモーク対決!なんか、緊張してしまいます』

ジャンクというほどではないんだけど、ちゃんと下準備して作ったのはカレーと焼き魚で、あとは酒のつまみばっかだからね。時間を掛けて旨いものを作る楽しみよりも、お酒を飲む楽しみの方が優先されてるからだと思う。

@のたまん『こちらは飲むのが私だけなので「おかず」がつまみですね。 楽しい宴会の様子がうかびます♪』









総評

・・・ってな感じでした。やはり単に女性・子供のいるグループの場合とむくつけき男どものみのグループの違いでしょうか?それとも「隣の芝は青い」との言葉のように他のグループの食事はうまそうに見えてしまうのか?

でも双方とも最後までタマゴが残ってしまい、帰る時にタマゴ三昧のメニューになってしまうというのはわかりました。
他のキャンパーの方でもそうなのかな?
簡単でおいしくてもっと見栄えのするスナック感覚のメニューも朝や昼に作れたらいいなーなんて思いました。それには適量の食材の確保も必要かな。どうしても残っちゃうしね。

料理対決は双方ともいい点があったということで「引き分け!」


埼玉・愛知・奈良・兵庫の四元中継でお伝えしました!ありがとうございました!