ここは清里のキャンプ場、今日の晩飯はカレーにしよう!ということになりました。カレーを食べるにはご飯を炊かなくてはなりません。 昨年からご飯炊きに飯盒を使用するようになり、それまでのコッヘルでのご飯炊きと比べものにならないおいしさのご飯を炊けるようになってました。もちろん炊くのに失敗したことなんかありません。きっと今回も失敗せずに出来るんだろうな・・・と思ってたんですけどね・・・ |
飯盒を焚き火の火にかける | なんか嫌な予感がする・・・ | どわっ!焦げ臭い! |
お米を洗い、水を適量入れて焚き火にくべる。ここで少しいつもと違うやり方を選択していました。それはいつもなら火の真横に飯盒を設置するのですが、今回は焼けた炭の真上に置いたことでした。 いつも炊き上がるまですごく時間がかかっていて(1時間以上)、それならば炭の上に置けばもっと早く出来るんじゃないかい?ということからそうしてみたのですが・・・ちょっと甘く見てました。(泣) 20分、30分・・・まぁ、まだだろうな、いつも一時間以上かかるんだから。40分・・・まだだとは思うけどちょっと開けてみようかな。 飯盒の中が沸騰した様子はまだありませんでしたが、ふたを開けてみました。すると・・・ |
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・・・こ!焦げてる!!! なんで!?まだ40分しか経ってないやん!?ともかくこれ以上火にくべているわけにはいかない。火から離して飯盒を逆さにして蒸らすことにしました。そして飯盒の底を焚き木でバンバン叩く。 すると、飯盒の底がなぜか変形していくんですよ。柔らかいバター(ちょっと言い過ぎか)のように・・・完全に炭の熱で飯盒の底が弱くなっていたようです。 いかん!これ以上叩いたら底が抜けてしまう! 蒸らした後、ふたを開けてしゃもじでかき混ぜてみると案の定すごいことになってました。(泣) |
カレー・・・どうなる??? | 「おぎのや」の峠の釜めし | 釜めしを温めて食べました |
どうしよう・・・ご飯炊くの失敗してしまった・・・どうする?カレーはすでに出来上がっているんだぞ?このままじゃ !!! その時ひらめいたものがありました。「そうだ、まだ方法がある。あれをやってみよう!」 |
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水を計って・・・ | 焚き火にくべる! | 頼む!うまく炊けてくれ! |
運良く米があと1合半残っていました。釜に米・水をセットし、これまた焚き火にくべる。 さてどうかな・・・これに成功しなければ米無しのカレーを食べる羽目になってしまう・・・頼む!成功してくれ!!! |
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火から下ろし、恐る恐るふたを開けてみる・・・で、出来てるぞ!やった、成功だ!!! |
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なんとか無事にカレーを食べることが出来ました!残ったニジマスの塩焼きをカレーにしてみました。味は・・・まぁ、別々に食った方がうまいね。(爆笑) |
「うまいうまい」とたくみさん | 飯盒に水を入れるとこんなにドス黒く・・・ | 月も笑ってらぁ・・・(泣) |
このカレーは次の日の朝食までおいしく食べられました。食材を買ってきてくれたとっさん夫婦、ありがとね♪ オレら流飯盒・・・これからどうなるのか!?おぎのやの釜に取って代わられるのか???この釜はもちろん持って帰ってますのでこれからも使います。・・・次回キャンプでその釜の真価が問われる!!!お楽しみに♪ |