「キャンプ場、来年は開けへんで」 |
その言葉をおばあちゃんから聞かされたのは2006年の夏でした。「・・・そんな事はありえない!船瀬は永遠に不滅です!!」と信じてたのに。 |
新幹線とたこフェリーと自転車を駆使して、4月28日の夜、船瀬に到着。おばあちゃんの家・トイレ・バンガロー、そして海・・・初めて来た時と何も変わっていません。でも、キャンプ場にあるおばあちゃんの家は灯りも人の気配もありません。 |
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バンガローは全て鍵がかかっていて、全ての水道からは水は出ません。トイレは、漁師さんのために?1ヶ所だけ開いてるけど、紙はありません。「こんな寂しい船瀬・・・初めて見た。」涙が出そうなほど寂しい光景でした。 |
ある方から聞いた話によると、連休開けには所有者は変わるそうです。海水浴場にはするけど、キャンプできるようにするのかまだ何も決まってないそうです。 |
出立の日とした5月3日は連休初日、主のいない船瀬には今年もキャンパー達が訪れていました。賑やかだけど何かが足りない、寂しい光景でした。 |
おばあちゃん、長いキャンプ場管理、大変お疲れ様でした。たくさんの思い出をありがとう。 そして・・・ |
「おばあちゃんの船瀬は終わっても、 船瀬での思い出は永遠に不滅です!」 |