今年もやってきました、「夏のキャンプを涼しく過ごしてみよう実験!」 登場しますは毎度おなじみ冷風機「ペンギン君」!さて、どうなりますことやら・・・ |
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T野村のジーンズの上でスマン! |
今回は気合入れろや!? |
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ペンギン君怒りの逆襲か!? 一体何事????? すげー! 何じゃこれは一体!? |
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昨年の氷での失敗の汚名を払拭しようと、考えに考えました。そして氷よりも冷たいもの・・・と考えた時に頭に浮かんだものがありました。・・・そう!ドライアイスです! −78.5℃の白いかたまり・・・ドライアイス。これさえあれば氷なんかよりももっと冷えるはず! 子供の頃に「ヒロタのシューアイス」に保冷用として付いていたドライアイスで遊んだことを思い出しました。 ・・・水を入れたコップにドライアイスを入れたら煙がボコボコ出てきて楽しかったな・・・あれって一体どこに行ったら買えるんだろ?早速ネットで探してみます。条件としては淡路島の船瀬キャンプ場に最も近いこと。 うーん、淡路島には無さそうだ。じゃあ行く途中にでも買えるとこ・・・あった!神戸元町の「矢内商店」さんだ!よっしゃここで買おう! |
竃内商店オフィシャルサイト |
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首尾良く?ドライアイスを手に入れました。そして船瀬キャンプ場のオレら流サイトにテント・タープを設置した後、包みを開けてみる・・・中から冷気が漂ってくるぞ!おおお、まさにドライアイスだ! 小さく砕いてペンギン君の体内に入れよう! |
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そして水を入れるとまさに昔遊んだ通りに煙が一気に噴出してきました。「おおおーっ!」まさに気分は子供に戻ってしまったかのようです。(笑) そんでペンギン君のスイッチを入れるとこうなったわけです。 |
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・・・おお、忘れてました。(笑) 最初は上記画像のように勢いよく噴出し、冷却効果は満点です。(愉快度も満点) しかしドライアイスと共に入れた水の温度が下がると、この二酸化炭素の煙の量が一気に減少します。上の「ノモさん」の写真を見れば一目瞭然です。何となくしか写真には写りません。それでも氷よりも温度の低い冷風が楽しめますので一応成功・・・なのかな??? |
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・・・いえ、それは承知しかねます。 なぜかと言うと、ドライアイスからは二酸化炭素が発生します。毎年テント内で一酸化炭素中毒で亡くなる方がおられますように、二酸化炭素中毒なるものも存在するのです。今まで何人もの方がお亡くなりになっております。 下記をご覧下さい・・・。 |
最低中毒濃度: 2%(産業中毒便覧 昭和57年増補版による) 吸入毒性: 比較的低濃度で呼吸中枢が刺激され、高濃度では中枢神経全般にわたる抑制(麻酔作用)が現れます。概ね35%では、ほとんど即時に意識喪失に至ります。 2〜3%:呼吸中枢が刺激され、呼吸深度と呼吸数が増加する。 |
もしテント内で使用しようもんなら恐らく濃度は限りなく100%に近づくかと。その中に入った場合、即死の危険もあります。まさにその時のペンギン君は口から放射能を吐く「ゴジラ」のような存在となっていたわけですね。 そんなことで死にたくはありません。アウトドア事件史に永久に残るでしょうけどね。(号泣) 二酸化炭素は空気より比重が重いから、テント内で寝転がっていたらイチコロでしょう。(泣) |
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そう、評されてペンギン君はちょっと得意気になったようです。このペンギン君のさらなる今後の活躍にご期待ください。 えっ?! まだやる気なの? もしかして今度は液体窒素を使って−196℃、はたまた絶対零度(-273℃)の世界に挑戦か??でもそんな事したらペンギン君が無事でいられるかどうか...。 |